神々が織りなす肥沃なるエジプトギャグ!!『聖船のラー』 1巻 感想もどき
『聖船のラー』 1巻 繭住翔太
違いのわからない太陽神の為のワイン入門 (#13)
※ネタバレ注意
▼帯にある漫画家たちのコメント
高橋留美子先生 激賞
『私は好きです。』
あだち充先生 賞賛
『こいつの才能はすごい!』『・・・たぶん』『色々な意味で・・・』
島本和彦先生 推薦
『うまく説明することはできんが、この漫画は面白い!!』
と帯の表表紙書かれています。
帯の裏表紙、高橋留美子先生の言ってる円グラフ、
この通りの漫画でした。
高橋留美子 先生
あだち充 先生
代表作『タッチ』『H2』『クロスゲーム』など
島本和彦 先生
錚々たる顔ぶれですね。
▼登場キャラクターについて
一部のキャラクターを除いて、主人公である太陽神ラーも
ほとんどが壁画調。
ゆるくてシュール系の4コマ漫画です。
真ん中にいる奴が太陽神ラー
その後ろの鳥がトト神(&ヘジュウルさん)
ゆるいラー、丁寧なトト神、無口だけど本作の良心ヘジュウルさん
この3柱が中心で描かれています。
またお付の神官たちのてきとうさ、いい加減さも面白い。
ラーと言えば翼神竜だったりロードオブヴァ―ミリオン3の褐色幼女イメージが強いかな。あとパズドラ。
トト神に至っては某神々の悪戯の壁ドン神のイメージががが…
▼本音
ぶっちゃけると最初、数ページで1度読むの止めました。
爆笑できるギャグ漫画ではないです。
てっきり古代エジプトネタだけで攻めてくると思ったら
思いっきり現代文明の利器(LED、スマートフォンなど)が出てきたりと
めちゃくちゃです。・・・現代人にわかりやすく説明する為なのか?
しかし、読み進めるとわかるのが
古代エジプトの知識のアレやコレが詰め込まれて
思わず「へぇ~」と言って感心してしまう漫画でした。
古代エジプトについて学べるという意味では面白い漫画だと思います。
これで古代エジプトに興味を持って、
そこから自分で調べて知識を深めるには良い入門書かもしれません。
「笑える!」というより「なるほど!」って感じ。
ギャグは正直、くだらないレベル。
しかし、何か・・・くせになる感覚が・・・
なんだこの漫画・・・。2巻出たら買お・・・。
価格:596円 |