君の自由は、本物か?『魔王 JUVENILE REMIX 02』 感想など
僕は・・・彼らの目を覚ましたいんだ。
※ネタバレ注意
犬養が表紙の2巻です。
▼あらすじ
「正義の使者」ではなく「魔王」
犬養に対してそんな疑問を持っていた
安藤に襲い掛かる『警告』。
殺し屋・蝉の襲撃に対して
安藤は『腹話術』で応対する。
一方、街では荒んだ不法者どもが
暴れまわっていた。
その中で街に不要な存在を粛正し、
革命を起こすための奇跡のシナリオ、
その舞台を整える犬養の姿があった。
▼新たな登場人物
蝉
殺し屋・ナイフの達人。男。
目立つ格好をしていて口が悪い。
女性人気高そう。きっと高い。
漫画版グラスホッパーだと普通の少年風の恰好でしたが
大胆にアレンジされています。
画像は蝉と上司『岩西』の過去編
『Waltz 6巻』より。
Waltzは殺し屋同士の戦いを描いています。
魔王に登場するキャラの過去の姿もあり
本作が気に入ったらお勧めします。
ドゥーチェのマスター
喫茶店ドゥーチェのマスター
1巻で出てるけど。
画像は9巻のカバー裏おまけ漫画より
Mr.アンダーソン
飴ぺろぺろおじさん。
世界有数の一大グループの総帥。
猫田市の新都心計画推進派。
など
▼感想など
犬養の主張は正しく見える。説得力がある。
しかし、裏では群団を率いて邪魔者を粛正、
していく。確かに相手は無法者であるが
こわい(小並感)
殺し屋・蝉の登場により、
非日常感が加速し始めました。
『ガメラが飛ぶときの回転数凄すぎーーー!!』
相手に喋らせる言葉のセンスが面白い。
原作譲りなのかな。
相手に喋らせるだけの一見弱小な能力で
頭を使って戦う安藤の姿は格好いい。
強大な相手や現実に、
迷う姿も等身大の少年らしくて良いと思う。
◆前回
価格:421円 |